車雑感 | |||
EV車と電気について思うこと | 86という車 | ||
EV車と電気について思うこと | |||
EV車については様々思うことがあります。 一番思うことは、あるメーカーはことさらテレビコマーシャルで”ゼロエミッション”を協調していますが、じゃあ日本は電気はどうやって作っているの? 大部分を化石燃料で作っている電気を使って走っているのに”ゼロエミッション”はないでしょう。 別にEV車を否定するわけでもなく、CO2を排出しないで作った電気で走るのなら最高なのですが。 ただし、コマーシャルで”ゼロエミッション”と言っては大きな誤解を招くでしょ。 今の電力事情でEV車を増やしていったらCO2削減と全く逆の方向としか言えません。 それに最近多い大雪や災害などで車が長時間動けなくなった時、もし冬に電気がなくなったら結構厳しい状況になりますね。 ガソリン車(ディーゼル車)なら携行缶に燃料を入れて積んでおけばある程度対処できますが、EVは道路でのチャージはまず無理でしょう。 実質的な航続距離や途中のチャージ時間のロスを考えると利用者は限られると思います。 EV購入に国は補助金を出していますが、その割には充電インフラの整備が進んでいないようですから、あまり品越しを入れていないと思われます。 それに航続距離は重要で、我が家の2000CCのガソリン車でも高速主体なら優に700キロ以上は無給油で走れますから。 日本の電力政策は一部の人の感情で左右されてきた感じがします。 以前は水力発電のダムが多く作られましたが、環境保護を訴える人が、ダムの建設は森林に対する環境負荷が大きいということで建設が縮小されました。 それなのに今はメガソーラーと言って大規模な森林開発をやって、ほぼ乱開発といっていいくらいの状況です。 日本は原子力アレルギーがあり、原発の廃棄物の処理をするのには大騒ぎですが、使用済みのソーラーパネルの処理、リサイクルまで考えて推進しているのか疑問です。 おそらく不法投棄が増え、最終的には埋め立て処分になるのでは。 化石燃料も太陽光発電も水力発電も全て太陽のエネルギーです。 一番環境にやさしい太陽光発電は水力発電でしょう。 水力発電は太陽光により熱せられた水が雨や雪となり山に降って、その水が高いところから低いところまでまで流れ落ちるエネルギーで発電するので、海に流れ出るまでに同じ水が何回でも電気を起こすことができます。 すごい効率だと思いませんか。 |
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86という車 | |||
トヨタの86という車があります。 乗ったこともないので性能に関しては何の感想もありません。 個人的にう〜んと思うのは86というネーミングです。 4代目カローラ、スプリンターのAE86からとったものでしょう。 頭文字Dという漫画に出てきて、それが大人気になったようです。漫画のイラストを見るとトレノの前期型のようですね。 未だに人気になっているのは当時86トレノの後期型を乗っていた者としては嬉しい限りですが、現車の86というネーミングに大きな違和感を感じます。 復刻するならトレノというネーミングじゃあないかと。 元々TE27(これも格好良かった)のカローラの高性能バージョン(憧れのDOHCだった)がレビン、スプリンターの高性能バージョンがトレノでそれからTE47〜TE71、AE86、AE92と続いてきました。 当時何が若者の心をつかんだかというと、大衆車のカローラ、スプリンターの高性能バージョンでサブネームが”レビン・トレノ”で特別感があったからです。 だから私個人的にはトレノのネーミングを復活させるべきで、型式に**-86と86を入れれば格好良かったのにと。 プロトタイプは型式がFT86だったようですが市販車はZN6型のようですね。 型式にも基準があり勝手つけれれないのかもしれませんが、車名が86で型式ZN6はネーミングの魅力半減ですね。 ”86”という2文字が人気なので仕方ないのかもしれませんが、当時86を乗っていた人はレビン、トレノというネームが復活してほしかったのではないでしょうか。 あくまで個人的な意見なので、86オーナー様で気分を悪くされた方がいらっしゃいましたらご勘弁を。 現車は格好が良いので中古で安くなったら欲しいなと思っています。 でもスバルのBRZですが。 水平対向だし。 |
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