LUX CL35Ⅱ

LUXMAN真空管プリアンプCL35Ⅱはこれもリサイクルショップのジャンクコーナーで、電源入らずということでかなり安く入手しました。　電源を入れてみると焦げ臭いにおいがし、　分解してみると電源トランスから黒い充填剤があふれ出ています。　これでは電源が入るわけがありません。　ネットで調べてみると時々見られる故障のようです。　とりあえずLUXにメールをして回路図を入手しました。　トランスの件も聞いたらめちゃくちゃ高価で断念。トランスのスペースが限られているので適当なものを探さなくてはなりませんでした。　しかしラッキーにもタンゴのトランスをオークションでゲットでき、うまく元の位置に収まりました。　その後は抵抗、コンデンサ、ソケット、リアのボリューム類を全て交換しました。　パワーアンプと違ってプリアンプは配線の数がとても多く、シールド線の配線だけでも相当な量でした。 時間を見つけての作業だったし中断もあったりして、時間はかかりましたが多少の改良を加えて何とか完了しました。　これでA3700との真空管アンプのLUXMANペアができました。　真空管アンプは独特の雰囲気があり、トランジスタアンプに比べて真空管アンプは有機質的な感じがします。　私的にはどちらが良いということではなく、両方のアンプが混在していることで満足感を満たされています。　少し前に久しぶりに電源を入れたら片チャンネルに若干ノイズが出ていたので、真空管ソケットかスイッチ類の接触不良かもしれません。　各接点も劣化していると思われるので、いっそリレー切替にしようかと作戦を練っているところです。　実際REC回路などもいらないし手放す気もないので大改造でもしましょうか。　CL35Ⅱのメンテナンスについてはホームページに詳しく載っています。　　　mj4018.lsv.jp/luxcl35.html