金田式ハイブリッドパワーアンプNo.118の注意点

金田式ハイブリッドパワーアンプNo.118は特殊な電源構成からスピーカー出力のコールド側は+87Vとなっております。 よってスピーカー出力がシャーシアースに接触すると87Vがアースと短絡したことになり大変なことになってしまいます。 よってスタンドアローンで使用している分には問題はありませんが、スピーカーセレクタなどを使用して複数のスピーカーを切り替えたりしている場合は、配線には十分気をつけないと恐ろしいことになってしまいます。 No.118が昇天する位ならまだしも、周囲の機材を道連れにしたなんてことになったら大事です。 HMA-9500ⅡもFETとヒートシンクの間の容量による安定度の悪化防止のため入出力のコールド側は抵抗でシャーシから浮かせてあります。よってスピーカーの-側をシャーシと接触した状態でパワーをかけると抵抗が焼損することになります。 No.118はハイブリッドパワーアンプの実験的位置づけのようで保護回路も無く、誤った接続によっては大事になるし、むやみにスピーカー端子に触ると痛い目にあうような少し怖いアンプでもあります。 おそらく歴代金田式アンプの中で一番製作した人が少なかったのではないでしょうか。 そんなアンプを2回も作る、まして今の時代に作るなんて変わった人は私だけでしょうか。 現在No.118を所有している方がいらっしゃったらご連絡ください。  金田式ハイブリッドパワーアンプNo.118の製作状況はこちらです。  mj4018.lsv.jp/kaneta118.html 

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