金田式ハイブリッドパワーアンプNo.118をつくる

今日は図書館で久しぶりにMJ誌の金田式アンプの記事をバクナンバーで見ました。 No.290で真空管とトランジスタのハイブリッドパワーアンプの回でした。 本屋の立ち読みではなく机で読めたので、巻頭のコメントもゆっくりと読むことができました。 金田氏曰く最近はSiC MOS‐FETを使っているが表現力のあるバイポーラトランジスタを使わないのはもったいないとのこと。 時々金田氏は過去に戻ったりしますね。 製作編の本機の音に関するコメントでかなりいろいろと言っておられましたが、面白いと思ったのはクラシックのある曲(曲名は忘れました)が一番良く聴こえるようにこのアンプを作ったと。 もともと金田氏はアンプの特性を追求するというより、自分が記憶している音楽がうまく表現されるようなアンプを作っており、結果それは特性的にも良いアンプであるという考えであると私は理解しています。 アンプは楽器だという考えですね。 No.290の製作編の最後はいかにも金田氏らしいコメントがかなりの紙面を割いており面白い回でした。 そんなこともあって、役18年前に作製した金田氏最初のハイブリッドパワーアンプNo.118を復活させることとしました。 今残っているのは真空管とヒートシンク位ですが、当時のパワーアンプの部品の在庫は結構あるので、抵抗とコンデンサを購入するだけでアンプ基板はできそうです。 同じハイブリッドと言っても回路自体は全く違います。 DC検出や過電流保護回路は現在のNo.290辺りを参考にしようかと思います。 どうせ作るなら今の回路にすれば良いのではという声が聞こえてきそうですが、私的には当時作ったアンプの復活に意味があります。 一番金田式アンプやアンプ作りに思い入れがあった頃ですから。久々に図書館に行きましたが、MJ誌は図書館が良いですね。 今年から年4回の季刊になり値段も2000円になったようです。 昨年までの1400円ですら高くてほぼ購入はしませんでしたが2000円では手が出ません。 図書館なら無料ですからね。 ほぼ金田氏の記事しか見ませんし、バックナンバーならコピーもできるのでこれで十分です。 金田式ハイブリッドパワーアンプNo.118のページはこちらです。  mj4018.lsv.jp/kaneta118.html

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