金田式アンプ

金田明彦氏が1973年にDCアンプの製作記事を無線と実験誌に掲載しました。 アンプ作りは高校の頃から始めておりましたが、大学のオーディオメインのクラブに所属してから本格的な製作を始めるようになりました。 八王子のアパートに住んでいましたが、週に2日は秋葉原に通って部品あさりをしていました。 金田氏の製作記事は見てはいましたが、何せ学生の身の上資金がなく、大学3年の頃にやっと金田式のA級30W パワーアンプを製作することができました。 当然その頃は秋葉原は部品店ばかりで半導体も金田氏ご指定のものが普通の価格で売っていました。 それまではゴミのテレビ・ラジオからいただいた真空管で作ったアンプもあったので、熱にはそう驚きませんでしたが、A級アンプの発熱にはすこしびっくりしました。 しばらくはそのアンプが活躍しましたが、金田氏の新作発表サイクルに追い付いていけず、指定部品も高価になる一方でなかなか次作を製作するには至りませんでした。 金田式を作る人は金持ちだといわれる時期もありました。 しかし、お金のかからないプリアンプを作ったり、その当時は珍しい真空管を使ったハイブリッドパワーアンプを作ったりしました。 そのあとはリサイクルショップで手に入れた高級機のジャンクを直して遊んでいました。 そんな中たまたまオークションでA級50Wのジャンク品を入手でき、それをもとに組みなおしました。 それは今でもメイン機で幾多の経過を経て、今はオンキョーのM-506Rの躯体に収まっています。 レベルメーターが格好いいです。 それからは金田氏のアンプもだんだん簡素化され作りやすくなってきたので、プリアンプを何作か作りました。 金田の電流伝送プリアンプは1979年ころに発表されたYAMAHAのHA-2というイコライザーアンプとほぼ同様のアイデアで、ヘッドシェルにアンプの一部を搭載したもので、これは良いです。 手持ちのHA-2と聞き比べると基本的なパフォーマンスはほぼ一緒です。金田式アンプはかなり作りました。 というか半導体アンプは金田式しか作ったことがありません。 最近もオークションでジャンク品を入手しごく初期型のパワーアンプを作り作業部屋に設置しました。 ただし近年発表されたものは作っておらず11年前のNo.218のプリアンプが最後です。 金田式アンプはアンプ作りの楽しさを教えてくれました。 製作記事はホームページをご覧ください。 mj4018.lsv.jp/audiomenu.html

